日本代表が選ぶオススメロングフィンメーカー!
フリーダイビングなどでよく使うロングフィン。
今回、日本代表を務めたこともあるクラウンの代表、Takashiが、これまで使ってきたロングフィンメーカーの特徴とおすすめポイントを、独断と偏見を交えて、お話ししていきたいと思います。
ロングフィンとは
通常のフィンは長さが50~70㎝くらいで、硬く、頑丈なつくりのものが多く、主に重器材を背負って潜るダイビングでよく使われます。
一方のロングフィンは80㎝前後の長さで、軽く、しなやか。キックの力も軽く済むので、スキンダイビングではこちらがよく使われます。
各メーカーのフィンの特徴
LEADERFIN(リーダーフィン)
反発力:★★★
硬さ :★★★★
しなり:★★
リーダーフィンは初心者におすすめ! 軽くてしなやかで反発力も十分。バランスの良さが光ります。
グラスファイバー製で、他のカーボンファイバーのロングフィンと比べると、本格的なフリーダイビングをするには物足りませんが、おしゃれなデザインも多く、スキンダイビングを楽しむには一押しのアイテムです!
サイドレールがあることでねじれにくく、初心者でも簡単に水をとらえて進むことができます。
クラウンのショップでも販売しています!
CARBONIO G.F.T (カーボニオ G.F.T)
反発力:★★★★
硬さ :★★
しなり:★★★★
こちらは上級者向けのロングフィン。反発力・しなりもよく、長いため軽い力で進むことができる非常に良いフィンです。
しかし、サイドレールがないためねじれやすいため、泳ぎの技術が必要です。初心者にはあまりお勧めできませんが、上級者にはお勧めのフィンです。
Cressi(クレッシー)
反発力:★★★★★
硬さ :★★★★★
しなり:★★
Takasiが個人的に好きなフィンです。
サイドレールが長く、ブレードが硬いので、蹴る力の弱い女性にはお勧めしません。
脚力の強い男性向けで、水をとらえる感覚が強く、力が必要な代わりに素早く加速できるのが特徴です。ツアーの時、お客様に何かあったときにすぐに助けに行けるので愛用しています。
カーボン製のフィンの中では価格も安めで、脚力を付けるための練習用などにもお勧めです。
MANTORA(マントラ)
反発力:★★★★
硬さ :★★★
しなり:★★★★★
世界チャンピオンが使っているほど良いフィンです。
水を蹴っている感覚があまりないと感じるほど柔らかく、軽い力で進むことができます。水をとらえる感覚が欲しい人には合わないかもしれません。
女性におすすめのフィンです。
Alchemy(アルケミー)
反発力:★★★★★
硬さ :★★★★
しなり:★★★★
マントラよりは硬くて高反発。クレッシーよりの硬さで、しっかりと水を捉えている感覚があり、軽い力でグッと進みます。
何より保証期間が5年と長いため、その点でもおススメです。
Molchanovs(モルチャノフ)
反発力:★★★★★
硬さ :★★★
しなり:★★★★★
しなり、硬さのバランスに優れている一押しのロングフィンです!
アルケミーよりは柔らかく、マントラほど柔らかすぎない。カーボニオと同じようにサイドレールはありませんが、長さが短いため、ねじれにくいのが特徴です。
しなりや弾力性に優れているため軽い力で進むことができ、男女ともにおすすめのフィンです。
フリーダイビングで酸欠になってくると下半身の先から力が無くなってきます。そういう時、硬いフィンだと辛くなるので柔らかめのフィンがおススメです。
価格は最も高いですが、フットポケットを完全オーダーすることができ、足に完全フィットさせることができます。本格的にフリーダイビングをする上級者にもおすすめ!
こちらもクラウンショップで購入できます。
以上、フィン選びの参考にしていただけたら幸いです!